2017年6月13日火曜日

Break 10

登場人物紹介 9


モスコヴィッツ

トーラス野生動物保護団体の理事長。
大手清涼飲料水会社の経営者。
ドームがコロニー人の地球支配の拠点だと言うラムゼイの嘘を信じていた。



ビューフォード

トーラス野生動物保護団体の理事。
地方の高等裁判所の判事。
ドームがコロニー人の地球支配の拠点だと言うラムゼイの嘘を信じ、マザーコンピュータのパスワードを得ようと、遺伝子管理局のパトリック・タン・ドーマー局員を誘拐した。


ミナ・アン・ダウン

セント・アイブス・メディカル・カレッジの医学部長。
モスコヴィッツの一味とは、トーラス野生動物保護団体の理事をしている夫を介して繋がっている。
若返りの遺伝子を求めて研究をしており、かなり偏執的。所謂マッドサイエンティスト。
ニコライ・グリソム以下若い暴力的思想を持つ弟子を多く抱えていた。
彼女の若返り研究は、脳を若いクローンの肉体に移植すると言うものだった。


ニコライ・グリソム

若い医学生。
過激派組織FOKのリーダー。
FOK(クローンの友)は当初クローンの人権問題を社会に訴える学生団体だったが、グリソムとシンパが幹部に就任するとテロリスト的暴力組織に変化した。
彼等は資金調達の為に麻薬を製造。人間の脳が作り出すβーエンドルフィンを抽出する為に、クローン収容施設を襲ってクローンの少年達を誘拐した。ダウン教授の脳移植を実験すると見せかけ、実は脳内麻薬を採取するのが目的だった。


ジョン・モア
ガブリエル・モア

FOKに所属する兄弟。


ダン・マコーリー

産科医。
ポーレット・ゴダートの幼馴染み。ポーレットにとっては懐かしい「近所のお兄さん」だったが、マコーリーはFOKのメンバーだった。
ポーレットが身籠もった胎児が、女子を生めるX染色体を持つドーマー、ダリル・セイヤーズの孫になると知り、手に入れようとした。



スカボロ

セント・アイブス・メディカル・カレッジ・タウン警察の殺人課の刑事。
ラムゼイ殺害事件を捜査。


ロイ・ヒギンズ

連邦捜査局の囮捜査官。
容姿がダリルに似ているので、ダリルのふりをしてFOKの捜査をした。
遺伝子管理局の仕事を学習する為にドームの中で暮らすと言う滅多にない経験をした一般人。