2017年6月9日金曜日

Break 4

登場人物紹介 3


ジョン・ケリー・ドーマー

遺伝子管理局北米南部班局員。
パトリック・タン・ドーマーと組んでいたが、ビューフォードの策略に引っかかりタンを誘拐されてしまったことに責任を感じた真面目なドーマー。
彼の心の負担を軽減させる為にポールは彼に単独任務をしばしば命じた。


ジョージ・ルーカス・ドーマー

遺伝子管理局北米南部班第5チーム・リーダー。
200年前に活躍した映画界の巨匠と偶然同じ名前を与えられた。
子供時代のニックネームは「監督」。
長じてからも趣味は静止画や動画の撮影。
パパラッチサイトの画像の解説をするのも好き。


クリスチャン・ドーソン・ドーマー

遺伝子管理局北米北部班チーフ。
ダリルとポールに仕事のノウハウを教えてくれた師匠とも言うべき先輩。
ダリル達より10歳上。
物静かで慎み深い。ドーム内ではあまり目立たないが、仕事はしっかりやるタイプ。


ホアン・ドルスコ・ドーマー

遺伝子管理局南米班チーフ。
南米担当だがドルスコ自身はメキシコ系。
アメリカ・ドームで生まれ育ったので、母国語のスペイン語同様英語もネイティブだが、部下や中米班と話す時はスペイン語を使う。任地ではポルトガル語やインディオの言語も使う。
任地が遠いので1回出張に行くと最低1週間は帰って来ない。従って、常に留守の様な印象を持たれているが、月の半分はドームの中にいる。
食事は1人で取るのが好きだが、クロエル・ドーマーがドーム内に居るといつも一緒に騒いでいる。サッカーファンである。


ネピア・ドーマー

遺伝子管理局局長付第1秘書。
クロエル・ドーマーが父親が不明の為に母親のオリジナルの姓だけ与えられたのと逆に、ネピアは文化的に姓を持たない民族の出身なので、父親の名前しか与えられていない。
遺伝子管理局の慣例に従い、幹部経験のない彼が局長付秘書になって10年以上経つ。
ダリル・セイヤーズ・ドーマーが脱走した当初、捜索隊に加わっていたので、ダリルが帰還してポールの秘書になっても秘書会議で無視している。
常に冷静で局長の職務に口出しはしないが、意見を求められると正論を吐く。
ハイネ局長を崇拝に近い形で尊敬しているので、ケンウッド長官から高齢のハイネにもしものことがあった場合は局長代行を、と言われて不安で泣きそうになった。