2021年4月9日金曜日

Break 29

 とうとうニコラス・ケンウッドも年貢の納め時(笑)

彼のミドルネームがライオネルだと明かされたところで、いつもの登場人物紹介(登場順)


ゲイリー・ピッツバーグ

コロニー人執政官。
地球人類復活委員会が採用した最後の遺伝子学者グループの一人。専門は細菌学。
まだ若いが、一応「親」としての振る舞いは心がけている。しかしドーマー達からタメ口を聞かれているようだ。


ライリー・コードウェル・ドーマー

ネピア副局長の秘書。
副局長は新設の役職なので、その秘書も新設となる。
新しく局長第2秘書になったダリル・セイヤーズとは同列になるが、若いので幹部会議では下っ端扱いだ。
喘息の遺伝子を持っているので外勤務の経験はないが、内勤職員として優秀だったので秘書に採用された。


ハマー・ブライト・ドーマー

遺伝子管理局内務捜査班チーフ、コリン・エストラーベンの秘書。
歴代のチーフの秘書はほとんど内勤職員に紛れて目立たなかったが、エストラーベンは自分の執務室に秘書を置いている。セイヤーズとは対等に口をきく。


べサニー・ロッシーニ・ドーマー

保安課員。
元遺伝子管理局内務捜査班チーフでリプリーとケンウッドの2代のドーム長官の秘書を務めたジャン=カルロス・ロッシーニ・ドーマーが最後に育てた若いドーマー。
自ら希望して保安課に入った。養育係だったロッシーニを「父」と呼び慕っている。
セイヤーズ達から見れば、まだまだ子供。


クララ・ボーマン

第2世代アメリカ合衆国大統領
ハロルド・フラネリー大統領の下で副大統領を務め、息子のスキャンダルでフラネリーの後任候補から外された苦い経験を持つ。
ケンウッド長官とは良好な関係を築いている。政治学者でもある。