2018年5月27日日曜日

Break 19

 これで「泥酔者」は終わり。

 本編の問題児、レイモンド・ハリス中西部支局長、クロワゼット大尉、アレクサンドル・キエフ局員が出揃った感じ。

 ハイネが結婚してしまったのは作者もびっくりだけど(笑)、極秘結婚なので、生活は変わらない。だけど、精神的に余裕が出てくるので、彼も100歳を間近にして、やっと落ち着いた人生を送られるようになった。

 ラナ・ゴーンが副長官に就任するのもこのあたり。手強い女性なので、ケンウッド長官、威厳を失わないよう頑張らないとね!

 元司厨長が旅立つであろう予感を書いておいた。寂しいけれど、ドーマー達も歳を取っていく。ハイネにとって、10歳下の連中、グレゴリー・ペルラやエイブラハム・ワッツ、ジョージ・マイルズ達は弟みたいなもの。ダニエル・オライオンがいなくなった後、彼を支えてきたのは彼等だった。でも80、90になると彼等もやがて去って行く。

 次はポール・レイン・ドーマー、クラウス・フォン・ワグナー・ドーマー、そしてダリル・セイヤーズ・ドーマーの世代がドームを支えていくのだ!